コピーライティングで売る法則|サラサラ書いて心をつかめる型5選

「コピーライティングを身につければなんでも売れる」という話を聞いたことがあるかもしれません。

商品を販売するために最も重要なのは膨大なリサーチなのですが、リサーチをせずしてコピーライティングで売ることはできません。

もしどんなにすばらしい世界一の商品やサービスをつくることが出来たとしても、100%売れる文章を書くということは難しいでしょう。

ではコピーライティングで卓越した売上をあげるためにはどうしたらいいか?

  • コピーライティングの型
  • リサーチ

この2つを大前提で身につけることをオススメします。

プロのコピーライターも使い、マーケティング業界でも活用されている方法を解説していきます。

ぜひ最後までお楽しみください。

目次

コピーライティングで売る秘訣

今日は特に、コピーライティングの型について全体像を捉えつつ簡単な使い方についてご紹介していきます。

コピーライティングの型の全体像を身につけることで、ライティングスキルと売上が上がっていくことは間違いありません。

冒頭でもお伝えしましたが、絶対に売れる型というものはありません。

MEMO
正解はなく、最適解ならあるという価値観です

ここを勘違いして「コピーライティングを身につければ絶対に稼げる」という認識を持っているなら、まずここで払拭していただけたらと思います。

売れやすくなるコピーライティングの型

コピーライティングで商品やサービスの魅力を伝えて、お客様が抱えている問題を解決できることが大前提です。

理想とする読者やクライアントさまの未来をありありと描くことができてしまえば、無理なオファーをしなくても「どうか売ってください」と言わせることができます。

つまり、コピーライティングの型を使って売上を伸ばすことは可能できるけど、どんな環境でも売り続けられるということはありません。

おぐブログ
コピーライティングの型は移り変わっていく読者やクライアントさまと一緒に歩めるように考案されたロードマップのようなものです。

読者やクライアントさまが求めるものになるよう、文章やプロモーションの精度をあげるために重要なのがリサーチということです。

リサーチについてはまた別の記事でお伝えすることとして、今日のこの記事では主にコピーライティングの型について、引き続き深堀していきます。

マーケティングにも精通するライティングの型5選

ここからは、読者やクライアントさまの心をつかみ行動を起こさせやすいコピーライティングの型を5つご案内します。

AIDAの法則

読者やクライアントさまがその商品やサービスを知り、購入などの行動に至るまでの過程を案内するものです。

  • 注意(Attention)
  • 興味(Interest)
  • 欲求(Desire)
  • 行動(Action)

これらの頭文字から名付けられています。

注意(Attention)

読者やクライアントさまが商品やサービスに対して気づかせるように構成します。読者やクライアントさまがコピーライティングによって認知した段階でもあります。

興味(Intrest)

販売したい商品やサービスにどの様な利用価値があるのかを知ってもらう段階です。コピーライティングによって興味を持たせようとするのではなく、共感を得るイメージがおすすめです。

コピーライティングで共感を得るということは最初から興味がある人にのみ有効です。販売したい商品が購入者に実現させてくれるであろう未来を想像させることが重要です。

欲求(Desire)

販売したい商品やサービスを欲しいと思わせ、コピーライティングによって買わない理由を潰していく段階です。

AIDAの法則のようなコピーライティングの型を使うことで、リアルな商品の使用方法やサービスの扱い方や具体的なベネフィットを伝え、欲求をさらにかき立てていきます。

行動(Action)

コピーライティングによって商品やサービスの購入、申し込みをする場面です。CTA(コール・トゥ・アクション)でいうところのアクションを起こさせるところなので、商品の良さを知ってもらい買ってもらえるよう、買わない理由をなくします。

AIDMAの法則

読者やクライアントさまが商品を購入するまでの過程で、AIDAにMのMemoryが加わります。そのため次のようになります。

  • 注意(Attention)
  • 関心(Interest)
  • 欲求(Desire)
  • 記憶(Memory)
  • 行動(Action)

これらの頭文字から名付けられ、商品購入の促進につながる型として、コピーライティングでもよく使われています。

記憶(Memory)

コピーライティングによって「欲しい、欲しかった」という記憶を再度呼び起こし、悩みの具体的な解決策を提案します。記憶の中に眠っているものに訴求するコピーライティングスキルが必要になります。

  • 昔欲しかったけどあきらめたもの
  • やりたかったけどうまくいかなかったもの
  • 昔の異性関係や家族との関わり

などの深層に眠っていることが多い根源的な欲求を呼び起こします。

AIDMAの法則では、そんな昔の欲求をコピーライティングによって表層に呼び戻し、「だからこそ今買わないと同じことを繰り返すことになる」と認識させることになります。

感情訴求しやすいモデルなので、比較的商品販売につながりやすいコピーライティングの型です。

PASONAの法則

AIDMAの法則と同様に販売の促進に便利なコピーライティングの型です。ランディングページやセールスレター、メルマガやブログ記事など多方面に使われています。

  • 問題(Problem)
  • 親近感(Affinity)
  • 解決策(Solution)
  • 提案(Offer)
  • 絞り込み(Narrow down)
  • 行動(Action)

これらの頭文字から名付けられています。

問題(Problem)

まずは読者の悩みを明確にし、読者自身も気づいていない潜在的な悩みを見つけるためにコピーライティングによって掘り下げていく場面です。しっかり問題に寄り添うことで明確に惹きつけることができます。

扇動(Agitation)

相手の抵抗感を消すために、自分もあなたの仲間だと認識してもらいます。読者の不安や悩みに共感し、同じ目標を持っているとコピーライティングによってアピールします。

「行動しないと損をする」ということをコピーライティングによってわかりやすく伝えて行動を促進します。

よく下克上ストーリーや失敗談を発信したりするのはそのためです。

読者やクライアントさまが共感しやすいストーリーをリサーチしてアプローチしましょう。

解決策(Solution)

親近感(Affinity)で共感した後は、その悩みが解決できる方法をコピーライティングで伝えます。写真やデータなど、証拠を提示できるとより効果的です。

使っていただきたいオススメのコンテンツとしては以下のものです。

おぐブログ
権威性の高い写真や体験者の方々の声や明確なデータによるエビデンスが超重要!

これらの中身の濃いデータをそろえていきましょう。

提案(Offer)

悩みの解決につながる商品の内容を示します。価格や効果を具体的に伝え、悩みが解決できるとコピーライティングによって証明をして、商品やサービスの良さに気づかせてあげましょう。

絞り込み(Narrowdown)

読者から見込み客を絞り込みます。特に「○名様限定」「残りあと○日」などの限定性を設けることで、「商品を購入したい」という気持ちになってもらいます。

そうすることで、購入に至りやすい読者やクライアントさまに、販売するためのコピーライティングでアピールすることができます。

行動(Action)

「今回限り」など今すぐ行動するべき理由を明確にし、商品購入までの最後の一押しをします。

PASONAの法則は商品購入につながりやすい強烈な文章を書きやすいのが特徴です。

開発したのは日本を代表するマーケッターの神田昌典氏です。

PREP法

PREP法はロジカルな文章を書きやすいと言われています。ビジネス文やYouTubeのトークスクリプトで使われることも増えており、初心者でも使いやすいコピーライティングの型だと言われています。

  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 具体例(Example)
  • 再結論(Point)

これらの頭文字から名付けられ、初心者でも説得力のある文章を書きやすいと言われています。

結論(Point)

最初に結論を伝えることで読者も読みやすくなりますし、継続しているクライアントさまも内容がわかりやすいです。

しかしながら、嫌われてしまいがちな「結論人間」になってしまい、感情に訴求するというより「理解してもらうだけ」のコピーライティングになってしまうことも多くあります。

理由(Reason)

結論に至った理由やメリット、デメリットなどを伝えて結論に至る理由はもちろん、将来的に手に入るベネフィットを紹介します。

商品購入に至るかどうかは、この当たりでもう決まってしまいます。

具体例(Example)

具体例をあげて結論を根拠付け、コピーライティングによって内容を読者に信頼してもらいます。

具体的な商品の使い方や購入後の流れ、体験者の方々の声や商品のステータスなどを紹介し、もう商品を手に入れたかのような感覚をコピーライティングで体験してもらいます。

再結論(Point)

再度結論を伝えます。「だからこそこの商品を手に取ることが成功への第一歩だ」と認識してもらい、商品を購入してもらうオファーをします。

PREP法をマスターすれば、文章作成が不慣れな人でも簡潔にしっかりと根拠付けされた説得力のある文章を書くことができます。

HARMの法則

メンタリストDaigo氏が推奨している法則です。

  • 健康(Health)
  • 夢(Ambition)
  • 人間関係(Relation)
  • お金(Money)

これらの頭文字から名付けられており、人間の根源的な欲求を解消するコピーライティングにぜひ導入して欲しい法則、それがHARMの法則です。

Health(美容・健康)

人間は健康問題や自分の美容、美しさやカッコよさをよくするためならお金を湯水のように使う生きものです。

人間は感情の生きものなので、コピーライティングの型であるHARMの法則のようなものを使い、寄り添うコピーライティングに注力します。

Ambition(夢・将来・キャリア)

人間は基本的に自分のことが大事な生きものです。つまり自分がよりよい未来を手にしている、理想の将来に到達しているところなどをコピーライティングで思考をデザインします。

高いビジネスステージ、キャリアを手にするためにも「絶対にこの商品は手に入れたい!」と思わせることが重要です。

Relation(人間関係・結婚・恋人・会社)

人間の悩みのほぼすべてが人間関係だと言われています。

これはコーチングの祖であるアルフレッド・アドラーによって提唱されているメソッドなのですが、人間が成功したいと思う欲求や、高価なものを手にしたいなどの願望は、すべて人によく思われたいからだとされています。

つまり「この商品を手に入れることで人間関係がよくなり、(結婚や恋人、会社の昇進など)あらゆるものが進化する」と思わせることが重要です。

Money(お金)

HARMの法則の最後がMoney(お金)であるのには理由があります。

悩みがある、未来も手に入れたい、人間関係がよくなることもわかった、でもお金が、、という悩みを解決するのがMoney(お金)の場面です。

お金の心配がないということを明確にコピーライティングでセールスオファーすることで、読者やクライアントさまは安心して商品を買ってくれます。

人の悩みの9割がHARMの法則に当てはまると言われています。つまり、HARMの法則をコピーライティングで意識すれば、9割の悩みを解決することができるということになります。

コピーライティングの型は売上UPにつながる

WEBマーケティングで売上UPを目指すなら、コピーライティングは必要不可欠な手法になります。

今回ご紹介した5つの法則を上手に使いこなし、ぜひ売上UPにつなげていただければと幸いです。

 

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この記事を書いた人

コピーライター、そしてビジネスコーチとして独自の目線でスキルアップの仕方について解説していきます。

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