パフォーマンスアップライターの小倉たくやです。
コピーライティングで結果を出して稼ぐためにはフレームワークが必要です。
フレームワークがないと、いかに優秀な頭脳を持っていても効果が半減しかねません。
とはいえ、フレームワークが大事だというと、否定する人も少なからずいます。
フレームワークはコピーライティングをしていくうえで欠かせない価値観です。
だからこそ、以下のような考えを持った方は必ず見てください。
- リサーチがめんどくさい
- 読者に何をオファーしたらいいかわからない
- とりあえず副業で年収1,000万稼げればいい
そんな願いを持っている人こそ読んで欲しい記事です。
準社員から係長まで電撃昇進しつづけ、売れない副業家から独立起業した思考法を元に解説していきます。
ぜひ最後までお楽しみください。
フレームワークを活用すべき理由
副業は全国民が取り組むべきだと思っています。
どのSNSでもLINE公式でもメルマガでも、必ず「副業をやろう!」とお伝えしてます。
僕自身、起業してからも副業しています。
コピーライティングとビジネスコーチングやコンサルをしている時以外は副業だといえます。
副業をすればするほど、あらたな事業の軸が出来上がってくるので重要なのです。
コピーライティングは副業の実績を大きく伸ばすキッカケにもなります。
そして、そのコピーライティングの概念をより昇華するために必要なのがフレームワークです。
文章を書くときも、リサーチをするときも、コンサルやコーチングをするときも必要です。
クライアントさまとコミュニケーションを交わすときは欠かせないものがコピーライティングでありフレームワークだと考えています。
コピーライティングはフレームワークが命
「コピーライティングを身につける」というと、多くの人が次のように勘違いします。
- 魔法のように売れる言葉を生み出せる
- ブログとかLPがスラスラ作れる
- 他人を詐欺的にダマせる
- マッチングアプリとか余裕で攻略
もはや都市伝説かよと言わんばかりに期待値が高いのがコピーライティングです。
なので、コピーライティングを身につけたというと、年収1,000万が余裕とか、なんでも売れるとか言われることがあります。
間違いではないですが、そう簡単ではないのがコピーライティングです。
それが出来ちゃったら、コピーライティングをちょっと学んだだけで誰でも大成功者の億万長者になっちゃいます。
noteをつくる時も、ブログを書くときも、Twitterで発信するのすらカンタンではありません。
コピーライティングの本質は「コピー」して「ライティング」をすることです。
つまり体系だった「コピー」をして「ライティング」する方法を知る必要があるのです。
だからこそ「型」であるフレームワークが必要なのです。
フレームワークとはそもそも何か
「じゃあ成功するためのフレームワークを教えてくれよ」と言われそうですね。
一言でいうなら、人が共感しやすい文章の順番です。
あくまでも一例ですが、次のようなものを明確にしていきます。
- 人の心を掴むときはどんな順序でいうべきか
- 将来的に避けたいできごとはあるか
- 今目の前にある人間関係で課題はあるか
- 今すぐなんとかすべき金銭的課題や仕事はないか
これらを一つ一つ順番にリサーチしていきます。
ですが、これらフレームワークの価値観を大きく勘違いしている人がいます。
フレームワークは単なる材料ではなく、説明書であり成功の方程式でもあるのです。
フレームワーク活用の方程式
まず、フレームワークについて間違っている価値観をお伝えします。
- フレームワークの順番はどうでもいい
- フレームワークの要素が書いてあればOK
- インプットではなくアウトプットのみに使える
これらすべて間違っています。
フレームワークはとても奥が深いものです。
茶道や柔道など「道」のつく日本文化の象徴となるものを例にすると分かりやすいです。
フレームワークは「道を形にしたもの」です。
これは結構間違えて教えているスクールがあるので気をつけてください。
間違ったフレームワークを実践しないようにするためにも、次のように認識してください。
- フレームワークは順番通りに書く
- フレームワークの要素は適したシーンで表現する
- インプットもアウトプットもフレームワークを大切にする
このようにとても奥の深いものになります。
フレームワーク無くしてブログやLP、セミナーや営業で商品を売るなどあり得ません。
このフレームワークの順番をどうでもいいという人は、生まれたばかりの赤ちゃんが離乳食を食べる前に歩いて学校に行くようなものです。
フレームワークがあれば確実に商品を売れるようになるわけでもないですが、訓練すれば成約率は確実に上がります。
そんなフレームワークを、次の項でより詳しく解説していきます。
PREP法
PREP法をはじめ、こういう英語のフレームワークを見ると拒否反応を示す人がいます。
気持ちはわかります。僕もニガテですw
そこで英語とはいえ一言にまとまっていることが重要だといえます。
PREP法の内容は次の通りです。
- P:Point→結論
- R:Reason→理由
- E:Exanple→具体例
- P:Point→結論
結論に基づいたフレームワークです。
ビジネスマンが好んで使うことが多いですが、気をつけないと「結論人間」となってしまって、大切な工程を無視して結果のみにフォーカスしてしまいがちです。
こちらの記事で詳しくご案内していますので、ぜひご覧ください。
PASONAの法則
PASONAの法則を開発したのは、日本で一二を争うほど著名な神田昌典さんです。
PASONAの法則をしっかり身につけるとロジカルに問題提起しつつ心に刺さりやすい文章を書きやすいとされています。
具体的な内容は次の通りです。
- P:Problem→問題提起
- A:Agitation→問題のあぶり出し
- SO:Solution→解決策の提示や証拠
- N:Narrow down→限定、緊急、絞り込み
- A:Action→行動
僕自身、何年か前はPASONAの法則を使ってました。
ちょっと合わなくて止めてしまったのですが、書きやすい人はぜひ使ってみてください。
AIDMAの法則
AIDMAの法則も人気があります。
AIDAの法則から派生した型とも言われていて、過去に課題を抱える人にこそ訴求しやすいとされています。
そんなAIDMAの法則は次のような構成になっています。
- A:Attention→注意
- I:Interest→興味関心
- D:Desire→欲求
- M:Memory→記憶
- A:Action→行動
とくに「M」のMemory、つまり記憶に刺さりやすいとされています。
人は自分の過去や世間で過去に起きたことに対して感情が動きます。
忘れているんだけど諦めた夢や今でも忘れられない恨みなどの復讐心も、扱いやすい武器といえます。
ですが、「こういうフレームワークのテーマに沿って書けばいいんだよ」と言われても、そもそもよくわからない!という方が多いです。
実際僕もそうでした。
そもそも英語がが苦手で単語を覚えることに抵抗がある人は、このようなフレームワークは取り入れにくいようです。
ちょっとした活用の秘訣をこちらにまとめておきましたので、ぜひご覧ください。
HARMの法則
HARMの法則を意識している人が近頃増えました。
なぜ増えたかというと、HARMの法則が人間の課題に訴求しやすいものとされているからです。
具体的にどんなフレームワークかというと、次の通りです。
- H:Health→健康や美容
- A:Ambirion→夢、将来、キャリア
- R:Relation→人間関係、恋愛や結婚
- M:お金
これら人間の課題に訴求するようにしたら、人が無視できない文章やコンテンツが完成するということです。
しかしながら、実はまだまだ足りないのです。
HARMの法則をしっかり身につけると、活用の幅の広さに驚きます。
極論「悩みに訴求すればどんな商品でも売れる」のですが、じゃあどうやって悩んでいる感情に訴求すればいいのかということになります。
HARMの法則の本質
他のPREP法やPASONAの法則、AIDMAの法則と比べて、HARMの法則のみフォーカスしているところが違います。
何にフォーカスしているか?
答えは「具体性」です。
健康などの現状の課題、未来への漠然とした不安、人間関係の課題に目の前のお金の苦労に直接作用するものになっています。
フレームワークの大切なところは、抽象的でもあり具体的でもあるところで、それを使う人の深い思考がコンテンツに差を生み出します。
HARMの法則を元に読者やクライアントさまの悩みを解決するコンテンツを生み出せば、小学生でも売れる商品を構築することが可能です。
大人になるほど勉強したり人間関係に揉まれているので、自分を商品化すれば年収1,000万は誰でも達成できます。
しかしそれは、収入はあくまで売る商品の内容やリサーチの深さ、高いオファースキルがあってこそです。
「HARMの法則やPREP法、全部知ってるよ!」という人で、思ったように商品が売れないのはなぜなのでしょうか?
しっかり学んでいて、でも売れないのはなぜなのでしょうか?
自分が売れない理由を正しく受け取り学ぶ姿勢が必要になります。
ぜひこちらの記事もご覧ください。
売れるフレームワークをインプットするおすすめの講座はコチラ》》
フレームワークをマスターすれば年収1,000万は誰でも稼げる
断言しますが、フレームワークは自分が願望達成するための型でしかありません。
読者に喜んでもらうための分かりやすい記事や、クライアントさまに伝わりやすい解説など、すべてフレームワークの成せるものです。
ビジネスに取り入れるべき最優先スキルだとすらいえます。
とても大切なお話なので、このおぐラボでは繰り返し発信してきました。
しっかり学んでいただき、ぜひ少しでもスキルアップに役立てていただけたら幸いです。
もっと深く学びたい、もっと実践ベースでコピーライティングやフレームワークを身につけたいという方は、ぜひお問い合わせください。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。