コピーライティングは主に広告宣伝のために文章を作成することで知られています。
コピーライティングの案件をいただけるクライアントさまは「自社商品がなかなか売れない」という悩みを抱えている方がほとんどです。
つまり、商品の販売や売上の課題を解決したいがためにコピーライティングスキルを望みます。
この記事では、コピーライティングを円滑に行うために活用できるコーチングの手法や考え方についてお伝えします。
ぜひ最後までお使いください。
コピーライティングをするときはコーチングから始める
クライアントさまが扱っている商品の強みや特徴をしっかりと引き出さないと、うまくコピーライティングができません。
案件を受注できたはいい、でもどう質問したらクライアントさまの意図を引き出せるかわからなかったりします。そこで、この悩みを解決するためにおすすめなのがコーチングスキルです。
この記事ではコピーライティング×コーチングが最強な理由やコーチングのメリットについて詳しくお伝えしていきます。
コーチングとコピーライティングの両方を合わせたビジネスモデルに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
コピーライティングとコーチングの掛け算が最強な理由
コピーライティングとコーチングを掛け合わせることでビジネスは飛躍的に発展します。理由はコピーライティングに必要な情報をコーチングで引き出せるからです。
コピーライティングをする前に必要な手順がたくさんあります。とりわけ重要なのがリサーチです。
リサーチについては他の記事でもお伝えしているので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
リサーチにおいて大切な視点は次の通りです。
- お客さまリサーチ
- 市場リサーチ
- 商品リサーチ
3C分析って言われてますが、リサーチってすごく奥が深いです。お客さまが求めているものをご提案するためにリサーチをして大切な情報を手に入れることが大切です。
大切な情報を持っているのはお客さまです。つまりお客さまからコーチングで効果的にリサーチできればリサーチがかなり捗ります。
それでは3C分析のそれぞれの要素についてお伝えしていきます。
お客さまリサーチ:Customer
顧客分析とも言われていますが、僕のブログメディアでは「顧客」だとちょっと固いイメージに感じられるので「お客さまリサーチ」と呼びます。
コーチングでクライアントさまへリサーチし、クライアントさまの先にいるお客さまへ届くようリサーチをする。
ニーズを明確にリサーチすれば求められている商品を販売前に理解することができます。しかし、リサーチが不足している状態で「どう販売したらいいかわからない」という人が多いです。
明確になればコピーライティングの切れ味が増しますね。
市場リサーチ:Competitor
3C分析としては「マクロ分析」と呼ばれています。ですがマクロでは何がなんだかわからないという人が多いので「市場リサーチ」と呼ばせていただきます。
僕の講座の中ではよくコーヒーの単価を例にお話させていただくのですが、これが結構わかりやすいです。
- コンビニの落としたコーヒー:100円
- スターバックスのコーヒー:400円
- コメダ珈琲のコーヒー:500円
- ルノワールのコーヒー:800円
- 高級ホテルのラウンジのコーヒー:1500円
単価は僕が頼むことが多いブラックコーヒー、つまり一番シンプルなものを例にしています。
たかがコーヒー、されどコーヒーでして、コーヒーを販売しているお店のブランディングがどんな位置にあるものかがわかります。
しかしながら、クライアントさまが求めている世界を実現するのがコピーライターのお仕事なので、コピーライターとしての主観ではなく、クライアントさまのフィルターでもなく、その業界の中でどんな立ち位置になるかを明確にすることが大切です。
ちなみにこのおぐぶろぐではコメダ珈琲あたりのブランディングをイメージしています。
商品リサーチ:Company
市場や競合他社の分析をまとめたら、今度は自社がどんな商品を販売することができるかをリサーチしましょう。
何をリサーチするかは次の項目を参考にしてみてください。
- お客さまがもとめている未来はどんなものか
- クライアントさまが感じたい感情はなにか
- どうやってそれを手にしたいと思っているか
- 未来のために投資できる金額はどれくらいか
お客さまが求めているものがあるけど、今ある企業にはないものを見つけてオファーすることがビジネスの本質といえます。
「自分の会社の商品でそんなに優秀なベネフィットは語れない」そう思いたくなることもありますが、どんな企業でも必ずあります。
効果的なコピーライティングをしてお客さまに喜ばれるセールスをするために、しっかりリサーチしましょう。
クライアントさまにコーチングで寄り添う
コーチングと言ってもどのようにクライアント様に寄り添えばいいかわかりませんよね。
そもそもコーチングとはなにかについてお伝えします。
コーチングにおいて自分の価値観を入れるのはNGだということです。
その理由を次でお伝えしていきます。
優秀なコピーライターは優秀なコーチであり経営者
コーチングの時に大切なのは観察・質問・提案です。クライアントさまをしっかりと見て、声を聞いて、身振り手振りに興味をもって、求められている人にまずは自分がなることです。
高額の案件になればなるほど構築するコンテンツの価格は上がっていくし、作業担当者レベルの範疇の金額ではなくなっていきます。
稼げるようになるということは自分が経営者になっていくということで、つまりコーチングを身につけて経営者の悩みを解決するコピーライターになっていくということです。
コピーライターは優秀なコーチであり、経営者です。
マインドセットを飛躍させていきましょう。
コーチングのメリット|手に入る情報と未来
ここまでコピーライティングとコーチングの重要性について詳しく解説していきました。この章では、さらにコーチングの魅力を伝えるため大切なコーチングの手法についてお伝えしていきます。
すぐにできるコーチングの手法は3つです。
- コーチングで究極理解で心を開く
- 「このライターは理解してくれる」と気づかせる
- 「これからも一緒にビジネスしてくれませんか?」を引き出す
一つでもいいのでしっかり習得することで、コピーライティングにも役立てられるし、コーチングやカウンセリングにも使うことができます。
コーチングで究極理解で心をひらく
コーチングはクライアントさまと共に幸福になっていくためのスキルです。
しっかりと理解することで、クライアントさまの潜在的な悩みを引き出すことができるようになって心を開いてくれるようになります。
起業家でギネス記録を持っている伊勢隆一郎氏が書いた書籍に詳しく書いてあります。
「お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。」
元、超ダメダメな男が起業して成功して、今悠々自適に暮らしている姿が描かれています。
究極理解を習得することでコピーライティング、コーチングの両方のスキルがしっかり身につくので、これは読まないと本気で損をすると思っています。
ぜひ読んでみてください。
「このライターは理解してくれる」と気づかせる
ほとんどのライターはこのコーチングとコピーライティングのスキルを別で考えてしまっています。
元々、引きこもりたくてコピーライターを目指す人が多いので人間不信な人が多いです。
あまりにクライアントさまと信頼関係を築けない人が多いので、コーチングスキルを持つことをすごくおすすめしています。でも「コーチングは学びたくないし学ぶ必要もないと思っている」と何度も言われてます。
良質で長期的な関係をクライアントさまと構築したいなら、コピーライティングに役立つコーチングは必ず身につけるようにしてください。
「これからも一緒にビジネスしてくれませんか?」を引き出す
コーチングがうまくいくと一緒にビジネスをしたいと思わせることができます。
男女のパートナーとの関係で「こんなことくらい言わなくてもわかってよ」というフレーズは使い古されています。が、しかし、「言わなくても私のことを理解してよ」という気持ちは人間の欲求の一つでもあります。
まずはクライアントさまが求める自分になること。求められているものを「全部お任せください」と言葉にすることが第一歩です。
ぜひチャレンジされてください。
クライアントさまの心をつかむならコーチを選ぼう
クライアントさまと良い関係を築きたい人にはコーチングスキルが本当におすすめです。
コピーライティングにおいてクライアントさまとの打ち合わせを「え、単なる聞き取りじゃないの?」そう思ってしまっている人は手にすることができるはずのメリットをそうとう逃してしまっています。
単なる聞き取りではなく、クライアントさまと打合せだけで終わってしまって売上につながらなかったとしても、コーチングをされて快感を得た人は覚えています。
心配りがビジネスを進化させます。コピーライティングで稼ぐのであればコーチングは絶対にあった方がいいです。
コーチングを理解してクライアントさまの心をつかめるようになりましょう。
これからも応援しております!