HARMの法則(ハームの法則)はすごく優秀です。
HARMの法則を知ることで、あらゆる人間の抱えている悩みを分析できるようになります。
メンタリストDaigoさんの書籍「人を操る禁断の文章術」で紹介された内容で、「人が抱く悩みの9割はHARMの4文字に集約され分類できる」と語っています。
アフィリエイターやインフルエンサーが自身のサイトや動画でも紹介しており、知名度爆上がり中の構成方法ですね。
ですがまだ、それほど有名な法則ではありません。
「知る人ぞ知る」レベルのものとなっております。
ぜひ最後まで読んでいただき、今構築しているものの内容がしっかり読者に訴求できているかどうかを客観的に俯瞰するキッカケにしていただけたらと思います。
HARMの法則で感情が商品になる
HARMの法則の重要度は近頃広く認知されてきています。
何故重要であるかといえば、HARMの法則を意識すればターゲットの悩みに寄り添ったサービスや商品開発ができるからです。
人は悩みを解決したくて商品を購入します。解決しようとしてもなかなかできない、だからこそそれを解決できる商品があるならば、人は大金を賭けてでも取りくみたくなるということです。
悩みの価値は人それぞれですので、対価を測るのも読者やクライアントさまです。
価値を最大限大きくすることができれば、それだけで売上は何倍にも膨らんでいきます。
コピーライティングでHARMの法則を活用する秘訣
HARMの法則を使って悩みに寄り添うには、ライティングの技法だけでなくリサーチにもHARMの法則を意識することが大切です。
どのようにリサーチを進めるかというと、次のような項目です。
- Health(健康・美容)
- Ambition(ビジョン・未来・希望)
- Relation(家庭や職場などの人間関係)
- Money(収入・支出)
ほとんどの人の悩みがこれらに集約されます。
つまり、感情に対して解決策を提起することができれば、無理なく商品は買ってもらえるということです。
自分の取り扱う商品を紹介したり、自分が提供するサービスが紹介できれば、ターゲットの感情に売り込むことができます。
次の章からはこれら4つのカテゴリーを順番に解説していきます。
なぜH(Health)に訴求するか
HARMの法則の最初のHはHealthになります。
健康、美容、メンタルヘルスに関するお悩みがそれに該当します。
何故ここに訴求するかといえば、いつまでも健康でありたいとか、ずっとキレイでいたいとか、人間であれば誰もが日々思っていることだからです。
つい日々の忙しさに追われてしまって自分のことは後回しになってしまっていることが多いです。しかし、商品購入に至るには隠れた欲求をいかに訴求するかがキモになります。
このカテゴリーに属する悩みを年代別に見ていくと。
- 10代:容姿の悩み
- 20代:仕事のストレスや体調不良
- 30代:出産、身体の衰え
- 40代:身体の衰え
- 50代:生活習慣病、更年期障害
- 60代以降:介護、病気
Healthにしっかり訴求できていると、ペルソナとなる人の年齢にしっかり寄り添ってコンテンツを販売することができるようになります。
なぜA(Ambition)に訴求するか
HARMの法則の2番目、「A」はAmbitionで、野心や願望や将来についての悩みです。
このカテゴリーに属する悩みを年代別に見ていくと次のようなものになります。
- 10代:進路、受験
- 20代:就職、転職
- 30代:仕事やキャリアアップ、結婚
- 40代:出世、独立開業
- 50代:定年、退職後の人生
- 60代以降:終活、余生の過ごし方
未来への課題は慎重にならざるを得ないので、人にいうこともできないような悩みを抱いてしまう人も少なくなりません。
不安な感情に対してコピーライティングで的確に訴求できれば、読者やクライアントさまは大きな価値を感じてくれるのではないでしょうか。
なぜR(Relation)に訴求するか
HARMの法則の3番目、「R」はRelationで、特に人間関係、恋愛、結婚についての悩みになります。
人間関係はデリケートなもので、ふとしたことで関係が壊れたり、知らず知らずのうちに相手に不満がたまっていたりと、自分だけではコントロールするのは難しいと言われています。
このカテゴリーに属する悩みを年代別に見ていくと次のようなものになります。
- 10代:友人との関係
- 20代:職場の人間関係や恋人との関係
- 30代:結婚、婚活、結婚後の生活
- 40代:家庭、仕事関係、部下
- 50代:家庭、熟年離婚
- 60代以降:老後の夫婦関係、介護施設での人間関係
中には「こんなに人間関係で悩んでいて、自分は本当にダメな人間だ」と思ってしまう人もいます。
安心していただきたいのは、人間関係の悩みが無い人はいないとさえ言われているということです。
関係を構築するところから始まって、維持していくことに労力を使い、関係が壊れたときに修復したり、再生不能になったら新たな関係を構築していく。
まずもって尽きることがあり得ない悩みですよね。
だからこそそこに、ニーズが存在し続けるということでもあります。
なぜM(Money)に訴求するか
HARMの法則の4番目、「M」はMoneyでお金になります。
お金があれば人生大逆転も可能ともいえるし、そんなに必要じゃないと思っている人でも「ある程度は必要だ」と思っている人がほとんどです。
このカテゴリーに属する悩みを年代別に見ていくと次のようなものになります。
- 10代:交際費
- 20代:所得の使い道
- 30代:結婚資金、自己投資
- 40代:住宅ローン、養育費
- 50代:老後の資金、介護費用
- 60代以降:年金、財産
金は天下の周りモノと言われます。だれしもが必要とするものであり、あればあるだけ良いものです。
だからこそコピーライティングという特殊なスキルを習得してでも稼げる方法を身につけておこうということですね。
悩みの解決に訴求しやすいのがHARMの法則
HARMの法則でターゲットの悩みを分析することは本当に重要です。
悩んで行動できない人の背中を押すための解決策を、HARMの法則を用いたコピーライティングを駆使して支えることができます。
岡目八目という言葉がありますが、第三者の意見は時に驚くほど的確な解決策を示してくれることがあります。
だからこそコピーライティングの型の一つであるHARMの法則で悩みを癒してあげることが大切になるわけです。
あと少しだけ、HARMの法則について深堀してお伝えしていきます。
HARMの法則を活用した悩みの解決
- H:肉体労働で体力が限界になってきた。
- A:将来的に継続できる業務でお金を稼げるようになりたい。
- R:家庭を維持していくために給料は減らすことが出来ない。
- M:お金があるうちにお金の勉強をして今後の生活を真剣に考えたい。
コピーライティングの流れでこの内容をすべて解決していくようご案内していきます。
読者の立場に立って考えてみることが本当に大切です。悩みを解決することで読者やクライアントさまはお金を支払ってくれます。
ぜひ参考にしてくださいね。
応援しております。