ランディングページ(LP)とは、特定の商品やサービスを販売するための単一ページのウェブサイトです。
通常の記事やサイトと違い、訪問者に特定のアクションを促すことに特化しています。
とくに、キャンペーンのお知らせやお問い合わせ、資料ダウンロードなどがLP制作の目的です。
SNSなどで自己発信をする人が急増している現代では、効果的なLPがビジネスを加速する起爆剤になります。
そんなLP制作の専門家として提供している「LP制作24」というサービスがありますので、ぜひご覧ください。
LP(ランディングページ)とは
LP(ランディングページ)とは、そもそもなんなのか?なぜ必要なのか?
他にもたくさんありますが、代表的な理由としては次のものになります。
- ホームぺージやブログでは表現できないことを表現したい
- 主力商品をホームぺージやブログの外でアピールしたい
- 専門性高いページを作って見込み客に訴求したい
- ホームぺージはホームぺージ、LPはLPと棲み分けをしたい
- 新規商品を生み出して、売れるかどうか試したい
- ホームぺージ以外でマーケティングを施策し試したい
リスト獲得を目的として制作することも多いですが、ホームぺージでもブログでもなく、施策段階で新規商品のアプローチのために制作する方が大半です。
LP制作時に基本となる8ステップ

LP制作時に欠かせない基本となる8つのステップについて解説します。
どんなLPを制作するにしても、このLP制作のステップから外れることはほぼありません。
ステップ1:LP制作の目的を決める
LP制作で極めて重要なのが目的設定です。
「何のために作るのか?」を具体的に決めましょう。
「知り合いにLPがあった方がいい」と言われたなどの”なんとなく集客”では、結果もなんとなくになります。
- 売上を増やしたい
- リード獲得したい
- セミナー集客したい
- 売れるかどうかテストマーケをしたい
目的によって構成やデザインが全く違います。
「とりあえずやってみる」思考は必要ですが、目的意識が明確ならその後の工程がスムーズになります。
ステップ2:ターゲットを決める
ターゲット設定はLP制作の鍵です。「誰に向けて作るのか?」を具体的にイメージしましょう。
「誰がターゲットなのか」が明確なら、その人のプロフィールや価値観を簡単に深堀できます。
- 名前
- 年齢
- 住んでいるところ
- 年収
- 働き方
- 家族構成
- 人間性
- 普段付き合っている人達
- 夢や目標
「人に言えないような悩みや課題」も言語化出来ていることが望ましいです。
これはBtoBでもBtoCでも共通の工程ですが、特にBtoBの場合は人間性を度外視してしまい失敗する人が後を絶ちません。
士業なら法的な悩みとか、整骨・整体院、クリニックなどなら健康上の悩み、ネイルやエステサロンのオーナーなら美容に関してなどが挙げられます。
しかし同時に、「その仕事をしているから、自分の悩みはなかなか打ち明けられない」という人も多いです。
ステップ3:リサーチを行う
効果的なLPは徹底したリサーチから生まれます。
リサーチには「3C分析」が欠かせません。
- 自社商品の分析
- 競合分析
- お客様・市場分析
これら3つの要素を、販売したい商品や市場・競合の状況を正しく知り、目的達成に貢献するためのリサーチメソッドが3C分析です。
とくに、お客様がよく使う言葉だったり、競合が使っているキャッチフレーズは役立ちます。
「何を求めているのか?」「どんな言葉で検索するのか?」といった情報は、説得力のあるコピーを書く土台になります。
ステップ4:競合を決める
競合分析は差別化ポイントを見つけるために重要です。
同業他社のLPを調査して「彼らは何をアピールしているか?」「自分との違いは何か?」を明確にしましょう。
オンラインビジネスでもオフラインビジネスでも同じことがいえます。
競合サービスを徹底的に分析して自社・自分の独自の強みを明確にしましょう。
ステップ5:構成を決める
LPの構成はコンバージョン率に直結します。
訪問者を自然に申し込みまで導く流れを設計しましょう。
後述するPASONAの法則などを活用すると、説得力のある構成が作りやすくなります。
忙しい現代人にこそ、LP制作に役立つテンプレートの活用がおすすめです。
ステップ6:コピーライティング
コピーライティングを身につけておけば、LP制作の際、かなりのスピードアップと効果性の高さも期待できます。
悩みを抱えるターゲットの心に刺さる言葉を選びましょう。
ぶっちゃけ自信がなくても、リサーチで得た情報をもとにお客様の言葉を使って書くことで効果が出やすくなります。
難しい専門用語よりも、分かりやすい言葉で共感を獲得しましょう。
ステップ7:デザイン作成
Canvaなどのツールを使えば、プロではなくてもクオリティの高いデザインが可能ですが、重要なのは、コピーを引き立てるシンプルさと読みやすさです。
派手なデザインよりも、内容が読者に伝わることを優先しましょう。
時間がない方はCanvaのテンプレートを活用するのも一つの手です。
ステップ8:コーディング実装
現在はコーディングなしで出来るツールが増えましたが、ノーコードによる実装もまとめて「コーディング」と言われています。
ペライチやWIXなどは何年も前からありますし、Wordpressも相変わらず有名ですが、僕は「UTAGEシステム」を特に推しています。
月9,700円~21,670円という価格なので、スタートアップの方は勇気がいることでしょう。
しかし、ひと昔前であれば「起業する」といえば何百万も初期投資でかかったものです。
それに引き換え、現代はオンラインのツールに少し自己投資をしてちゃんと練習すれば、誰でも実践して稼げる土台が整っています。
UTAGEシステムであれば僕がご案内できるので、もしご興味ある方はお声かけください。
ターゲットに訴求するリサーチの順序

続いて、ターゲットに刺さるLPを制作するためのコピーライティングに必要なリサーチについてお伝えします。
順序を間違えると工程が余分にかかるので、感覚や勘ではなく論理だてて取り組むようにしましょう。
3C分析は厳密には次の3つをリサーチすると効果が出やすいとされています。
- Customer(顧客・市場)
- Competitor(競合)
- Company(自社)
これらに加えて当方独自の「ベネフィットリサーチ」をここで解説します。
この記事では、商品リサーチ(自社リサーチ)、競合リサーチ、市場リサーチ(お客様リサーチ)という表現で進めていきます。
①商品リサーチ(自社リサーチ)
商品リサーチをしっかりして、自分の強みやベネフィットを徹底的に洗い出しましょう。
「なぜこの商品が必要なのか?」
「どんな問題を解決できるのか?」
「この商品を欲している人は誰なのか?」
このような視点をもってリサーチすること。
特に士業やクリニックの場合、専門性をどう分かりやすく伝えるかがポイントになります。
②お客様リサーチ
お客様リサーチをしなければ、成功するLPは生み出せません。
既存顧客へのインタビューやアンケート、SNSでの反応などがあれば効果的なリサーチがしやすいです。
「なぜ選んでもらえたのか?」
「その商品でどんな悩みが解決できたのか?」
「人には言えない隠れた欲求や悩みは何か?」
このような情報を探りましょう。
個別相談会や顧客対応の中から少しずつ情報を集めることができます。
③競合リサーチ
競合リサーチは欠かせませんが、表面的なリサーチでは失敗を招く可能性があります。
他社のLPから学べることは多くありますが、上っ面ではなく次のようにリサーチを進めましょう。
「どんなコピーを使っているか?」
「構成はどのようなものか?」
「証拠や実績を示しているか?」
「なぜこのような内容なのか?」
なんとなく真似するのではなく、尊敬して敬意をはらってオマージュする。
差別化ポイントを見つけるために他社事例ほど役立つものはありません。
④ベネフィットのリサーチ
ベネフィットのリサーチは自分のLPの訴求力を強くするために欠かせません。
お客様が本当に求めているのは商品やサービスそのものではなく、それによって得られる嬉しい変化です。
「このサービスを受けることで、どんな未来が待っているのか?」
「どんな問題から解放されるのか?」
「どんな変化が得られるのか?」
「解決できる悩みは何か?
「この商品(サービス)は、自分にどんな世界を見せてくれるのか?」
ベネフィットの制作は、これだけで有料コンテンツを販売している企業もいるほど重要なステップです。
LP制作はベネフィットありきでもあるくらいなので、AIなど活用しながらでもベネフィットを深堀することをオススメします。
LP制作スピードが早くなる構成の作り方

PASONAの法則を軸にする
PASONAの法則は、効果的なLP構成の基本フレームワークです。
この順序に沿って構成することで、訪問者を自然に申し込みへと導くことができます。
子育て中で時間がない方こそ、このテンプレートを活用することで効率よく質の高いLPが作れます。
Problem(問題提起)
Problemでは、まず訪問者の抱える問題や悩みを提示します。
「こんな悩みありませんか?」というアプローチで共感を得ることが大切です。
例えば整骨院なら「慢性的な肩こりで夜も眠れない」、エステサロンなら「年齢とともに気になる肌の乾燥」など、具体的な悩みを挙げましょう。
Agitation(煽り出し・または共感)
次にAgitationでは、その問題を放置するとどうなるかという不安や焦りを喚起します。
「このまま放っておくと…」というアプローチで問題の深刻さを理解してもらいます。
ただし恐怖を煽りすぎず、現実的な懸念を伝えることがポイントです。
Solution(解決策の提示)
Solutionでは、あなたのサービスや商品がどのように解決策になるかを提示します。
「だからこそ私たちは…」というアプローチで、悩みを解決する方法を明確に伝えましょう。
このとき専門性や独自性をアピールすることが効果的です。
Offer(提案)
続いて、Offerで具体的な提案内容を詳しく説明します。
サービスの内容、価格、提供方法など、お客様が知りたい情報を分かりやすく提示しましょう。
「具体的には…」というアプローチで、イメージしやすく伝えることが大切です。
Narrow down(絞り込み)
Narrow Downでは、限定性や希少性を伝え、今すぐ行動する理由を提供します。
「先着10名様限定」「期間限定価格」などのアプローチで申し込みへの後押しをします。
ただし嘘の限定性は信頼を損なうため、誠実さが重要です。
Action(行動)
最後に、お金を払ってもらったり、無料登録をしてもらうなどの行動、つまりAction内容を明確にします。
「下のボタンをクリックして…」など、次のステップを分かりやすく伝えましょう。
迷いを減らすために、行動のハードルはできるだけ低くすることがポイントです。
LPライティングの要素11個

1.コンセプト案
LPのコンセプトは、全体を貫く軸となるメッセージです。
「何を、誰に、どのように提供するのか」を一言で表現しましょう。
ライティングに自信がなくても、リサーチした内容からお客様にとって最も重要な価値を見つけることがポイントです。
2.ヘッドライン
ヘッドラインは最も重要な一番最初に読まれるコピーのことで、ファーストビューという人もいます。
訪問者が最初に目にする部分であり、続きを読むかどうかを決める要素です。
「具体的な数字」「即効性」「独自性」などを取り入れ、ターゲットの悩みや願望に直接訴えかけるコピーを考えましょう。
3.見出し
見出しは読み手の目を引き、内容の理解を助ける重要な要素です。
流し読みする読者にも内容が伝わるよう、各セクションの要点を簡潔に伝える見出しを設定しましょう。
「◯◯の手法」や「◯◯の秘訣△選」のようなものでもいいですが、LPにおいて重要なのは「行動してもらうこと」です。
具体的な内容が想像できる見出しが効果的です。
4.お客様の声
お客様の声は、サービスの効果を証明する強力な要素です。
リアルな体験談や感想を掲載することで、信頼性と安心感を高めます。
しかしながら、お客様の声とLPの報告性がずれてしまっている人を多く見かけますので注意が必要です。
LPが悩みを解決するコンセプトなら「悩みを解決できた」お客様の声、稼げるコンセプトなら「稼いで成功した」声になります。
写真や名前を含めるとより信頼性が増しますが、個人情報保護に配慮しましょう。
5.専門性
専門性や経験をアピールすることで、信頼性を高めます。
資格、経験年数、解決したケース数など、具体的な事実をもとに伝えましょう。
特に士業やクリニックなど専門性が重要な業種では、分かりやすく専門知識を伝えることが鍵です。
6.実績
具体的な実績は説得力を高める重要な要素です。
「〇〇人のお客様が解決」「満足度〇〇%」など、数字で示せる実績を積極的に活用しましょう。
成功事例やビフォーアフターの写真なども効果的です。
7.官公庁などの引用情報
官公庁の公的機関のデータや研究結果を引用することで、客観的な信頼性を高めることができます。
「厚生労働省の調査によると…」など、権威ある情報源からの引用は説得力を増します。
ただし、必ず出典を明記しましょう。
8.共感する有識者の声
業界の専門家や有名人からの推薦や意見は、信頼性を高める効果があります。
可能であれば、あなたのサービスに関連する分野の専門家からのコメントを掲載しましょう。
許可を得ることを忘れずに。
9.ベネフィットリスト
お客様が得られるベネフィットを箇条書きで分かりやすく伝えましょう。
「〇〇になれる」「得られること」「変わる」など、ブレットとして表現することは重要です。
しかしそれ以上に、ベネフィット集をLP制作時に作っておき、どのベネフィットを使ったらいいかと選べるくらいにしておくことが大切です。
具体的な利益を列挙することで、サービスの価値を理解してもらいやすくなります。
10.サービスや提供方法
具体的なサービス内容や提供方法を詳しく説明しましょう。
「どのように進むのか」「何が含まれているのか」「どのような形式で提供されるのか」など、お客様が知りたい情報を漏れなく伝えることが大切です。
11.クロージング
最後に再度行動を促す強力なメッセージを伝えましょう。
「なぜ今行動すべきか」「行動することでどんな未来が待っているか」を伝え、申し込みへの最後の一押しをします。
迷いを取り除くよう、保証や特典も効果的です。
LP制作時のコスト3つ

①制作にかかる時間
LP制作には相応の時間が必要です。
時間は最も貴重なリソースなため、かかる時間と経費の費用対効果はよく考えておかなければなりません。
よく検討しましょう!
自社制作・・
コンセプト設計:1ヶ月
ライティング:1ヶ月
デザイン:1ヶ月
※自社にクリエイティブスキルが高い人材がいない場合
外注制作・・
コンセプト設計:2週間
ライティング:2週間
デザイン:2週間
※外注業者のスキルレベルに依存
自分で作る場合、リサーチから構成、ライティング、デザインまで含めると数十時間かかることも。
時間コストを意識した上で、自分で作るか外注するか判断しましょう。
②依頼時の価格
プロに依頼する場合のコストは様々です。
フリーランスだと5万円〜30万円程度、制作会社だと30万円〜100万円以上かかることもあります。
外注業者はその道のプロで、専門的な学びを続けています。
外注時の単価イメージ
・学習量:専門学校〜4年生大学に通うくらいの金額を投資
・副業の人に依頼:1本5〜10万円程度
・専門家に依頼:1本20〜70万円程度
※別途、LINEやメルマガのステップ配信など含めることが多く、金額が前後する
価格だけでなく、業界理解度やアフターフォローなども含めて総合的に判断することが大切です。
③ツール費用
自分でLP制作する場合も、様々なツール費用がかかります。
WordPressのテーマやプラグイン、Canvaのプロアカウント、ホスティング費用などが一般的です。
・UTAGEシステム:月9,700円〜21,670円
・LPtools:32,780円
・ペライチ:1,465円〜
・Canva:月1,180円〜
・Adobe(フォトプラン):月2,380円〜
LP制作のプロでなくても、月数千円はかかります。
加えて、メールマガジンやLINE公式の契約をするとなればプラスで経費がかかります。
最低でも月1万円はかけるように見込んでおきましょう。
長期的に考えると、適切なツールへの投資は時間節約になります。
LPの制作手段3選

①自社でLP制作
自分のペースで改善していきたい場合は自社制作が適していますが、急ぎで制作したい場合は外注化がおすすめです。
しかし、自社制作を行った方からご相談いただく際、「先入観」によるコンセプト設計ミスをよく目にします。
PCスキルがあれば作れるわけではないので、自社内で進める場合は注意しましょう。
もしCanvaでデザインできる方なら、テンプレートを活用することで比較的スムーズに作成できます。
ライティングに自信がなくても、お客様の声をそのまま活用するなど工夫次第で効果的なLPが作れます。
②フリーランスに依頼
コストを抑えつつ、専門性を取り入れたい場合は副業のフリーランスへの依頼がおすすめです。
クラウドソーシングサイトやSNSで、実績や評価を確認した上で依頼しましょう。
ただし、複数の職種(ライター、デザイナー、コーダー)を別々に手配する必要がある場合もあります。
③WEB制作会社に依頼
予算に余裕があり、確実な成果を求める場合はWEB制作会社への依頼が適しています。
マーケティングからデザイン、コーディングまで一貫して対応してもらえるのが強みです。
特に集客が事業の要となる場合は、プロの知見を活用することで投資以上のリターンが期待できます。
LPを制作するときの注意点3つ

注意点①レスポンシブ対応で制作する
現在はスマートフォンからのアクセスが7割を占めるため、すべての端末で適切に表示されるレスポンシブデザインは必須です。
今の時代、レスポンシブデザインの実装は常識レベルです。
特にボタンの大きさや文字の読みやすさなど、スマホ画面での使いやすさを重視しましょう。
ツールを選ぶ際も、レスポンシブ対応が標準装備されているものを選ぶと安心です。
注意点②見込み客の願望を叶える
効果的なLPは、商品・サービスの説明ではなく、お客様の願望に焦点を当てます。
「このサービスを利用することで、どんな未来が待っているのか」をイメージできるコピーを心がけましょう。
機能やスペックよりも、得られる結果や変化を強調することがポイントです。
注意点③ABテストで効果検証
LP制作は完成がゴールではありません。公開後も継続的にデータを分析し、ヘッドラインやボタンの色、配置などを変えてテストしましょう。
少しの変更でコンバージョン率が大きく変わることもあります。
完璧を目指すよりも、改善を繰り返す姿勢が大切です。
おぐらプロがLP制作で結果を出せる5つの理由

コーチングでお客様の強みを引き出す
おぐらプロでは単なるLP制作ではなく、コーチングを通じてお客様自身も気づいていない強みを引き出します。
競合他社が発信できない独自性なども一緒に見つけさせていただくので、「自分の強みを客観的に言語化してもらえて助かる」とお声をいただけています。
マインドマップでコンセプト設計

マインドマップを活用したコンセプト設計により、論理的かつ感情に訴えるLPが実現します。
僕がLPを受注する際も、僕の仲間にLPを制作いただく際も、必ずマインドマップなどツールを使ってコンセプトの深掘りを実施するようにしています。
LP制作1本5000文字程度に対し、倍~3倍、中には5倍という言語化をして、1本にまとめあげるようにしています。逆にこれくらいやらないと成功するLPは作れないと考えています。
散らばりがちなアイデアを整理し、一貫性のあるメッセージにまとめることで、説得力のあるストーリーが生まれます。
3C分析で徹底リサーチ
Customer(顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の3C分析を徹底することで、差別化ポイントが明確になります。
もちろんですが、これらに加えて別のリサーチ手法も導入しています。
特に重要視しているのが「ビジョン・ミッション・パーパス」などです。
ビジョンがなく、目先の売上に振り回されている方の案件は問題に発展することが多いためお断りしています。
表面的なリサーチではなく、深層心理や市場動向まで分析することで、競合と一線を画すLPができあがります。
コンテンツ販売後まで意図する
LP制作だけでなく、その後の販売戦略まで見据えたアプローチが強みです。
一度の制作で終わらせず、データ分析や改善提案を通じて継続的な成果向上をサポートします。
特にライティングに自信がない方も、ブラッシュアップのサポートがあれば安心です。
LP制作後の販売導線までアプローチ

LP単体ではなく、ステップメールやステップLINE、SNS運用など、全体的な販売導線を設計します。
お申し込み後のフォロー方法やリピート戦略まで考慮することで、一度きりの取引ではなく、長期的な顧客関係構築が可能になります。
LP制作時によくある質問
続いて、LP制作時によくある質問をご案内いたします。
「作ってみたけど売れなかった場合はどうしたらいいか」
売れないLPにはパターンがあります。
最も多いのは「お客様視点」ではなく「自社視点」で書かれている場合です。
もし見直す場合には、次のステップをオススメします。
- ヒートマップ分析やアクセス数を分析する
- 反応が悪いところを見定める
- ターゲットの見直し、または訴求の再検討、コピーの修正
焦らず一つずつ改善していきましょう。
おぐらプロでは制作後も定期的なレビューでサポートします。
「構成の作り方を知りたい」
効果的な構成はPASONAの法則に基づくと作りやすいです。
問題提起→不安喚起→解決策提示→提案→限定性→行動喚起という流れを基本に、お客様の心理状態に合わせてカスタマイズしましょう。
もっと別のフレームもあります。AIDMAの法則、HARMの法則、PASBECONAの法則などいろいろありますが、LP制作の本質は「価値観によりそい悩みを解決すること」です。
PASONAの法則をオススメしているのはそのような理由があります。
そのため、テンプレートから始めて、徐々に自分なりの構成パターンを見つけるのがおすすめです。
「制作にどれくらい時間がかかりますか?」
自社制作の場合、初回は準備も含めて短くても40時間、成果の出るものをしっかり作るならそれに加えて何度も会議を重ねることをオススメします。
この記事で解説している方法を実践すれば、一つ一つの要素を実践すればかなり短時間で制作が可能ではあります。
制作するだけでなく、社内または仲間内で入念にブラッシュアップしなければ成果の最大化は難しいでしょう。
プロに依頼する場合は、素材提供や打ち合わせも含めて2〜4週間程度が一般的です。
「おすすめのツールを知りたい」
LP制作ができるツールでおすすめのものは「UTAGEシステム」です。
他には、ワードプレスのLPtoolsやDangan、ペライチやWixでももちろん作れますが、販売導線を組もうとすると、システムに一貫性がないので苦労することがあります。
UTAGEシステム以外のツールを使おうとすると、余分にお金がかかりますので、維持費のことも含めてUTAGEシステムを僕は使います。
「外注するならどこで探したらいいか」
外注先を探すときは、クラウドソーシングを使えば安く済みますが、安かろう悪かろうになってしまいやすいので注意が必要です。
もし外注するなら事前にお客様の声を確認してから申し込んでみましょう。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
- ウォンテッドリー
近頃はいろいろありますし、SNSで募ってもいいでしょう。
「プロに任せたからあとは丸投げでOK!」という姿勢で取り組んだLPは、失敗したり費用倒れになってしまうことが多いようです。
相性の良さそうな人を探してみましょう。
「制作単価と販売価格が合わない場合はどうしたらいいか」
価格は徹底的にリサーチするしかなく、その商品に見込み客が「いくら出せるか?」がめちゃくちゃ大事です。
コンビニで180円くらいのコカ・コーラに1万円出す人がおそらくいないのと同じで、通常価格より圧倒的に高額な商品を出すなら検討が必要です。
じゃあ、どうやって価格設定を見直したらいいか?
おすすめは「市場変更」です。
たとえば、Webライターとして仕事を受注したい人が、周りのWebライターとして受注していたら単価も競合とドングリの背比べ。
それじゃいつまでも稼げないので、別の市場で発信してみたり、コンサル・コーチングに変更してみたり、ライターじゃなくクリエイターとして発信してみたりなど、本当にいろいろあります。
LP制作時には、そうした販売経路も検討しなおすようにしてみましょう。
「必ず結果を出さなければならない場合はどうしたらいいか」
確実にいい結果を出せるということは基本的にありませんが、高い確率で良い結果を出すためには、過去に類似案件で成功実績のあるプロに依頼するのが確実です。
まずは少額の広告費でABテストを行い、データに基づいて継続的に改善していくアプローチをおすすめします。
もしSNSをやっているようであれば、同じシチュエーションで数回に渡って発信して、ABテストに近い環境で実践してみましょう。
おぐらプロでは、成果報酬型(レベニューシェアやプロフィットシェア)の契約も相談可能です。
LPは制作完了してからが本当のスタート
LP制作はゴールではなく、むしろスタート地点です。
公開後こそが本当の勝負であり、データ分析と改善の繰り返しが成功への鍵となります。
SNSもやって、家族もいて、本業もあったりする現代的な起業家の場合は時間が限られていますので、できるだけ正しいアプローチでの取り組みが重要です。
おぐらプロでは制作後も伴走し、あなたのビジネス成長をサポートします。
LP一つで売上の桁が変わり、事業が圧倒的に成長してしまうということも少なくありません。
効果的なLP改善のためのデータ分析方法
LP制作後は、データを活用した継続的な改善が成功への鍵です。
Google Analyticsなどのツールを使って、訪問者の行動パターンを分析しましょう。
もしUTAGEシステムを使うようであれば次のような分析も可能です。
- 経路分析
- アクセス解析
- クリック率の分析
- 読者それぞれの分析
加えて、ヒートマップも導入できますし、的確にツールを使いこなせれば、高い精度で分析してLPをブラッシュアップし続けることができます。
もちろん、ステップ配信の際、開封率やCVR(コンバージョンレート)なども分析できますので、月2万円ちょっとで分析ツールが丸ごと手に入ります。
効果測定の3つのポイント
①ヒートマップの活用
ヒートマップツールを使えば、訪問者がどこをクリックし、どこまでスクロールしているかが視覚的に分かります。
とはいえ、ヒートマップを本格的に導入しようとするとかなりの経費増になりかねません。
なのでまずは、無料で使い始めて感触を得てみることをおすすめします。
- Microsoft Clarity
- User Heat
- ミエルカヒートマップ
無料ツールでも十分使えるツールとして、この3つはおすすめです。
クリックが集中している場所や、離脱が多いポイントを特定することで、改善の糸口が見えてきます。
②ABテストの実施方法
ABテストとは、2つのバージョンを用意して効果を比較する方法です。
最初は大きな変更(ヘッドラインやCTAボタンの色など)からテストし、徐々に細部を調整していきましょう。
UTAGEシステムであれば、全体的な流れはそのままに、LPの入口だけ変更したりして、どっちが反応率がいいかなどを確かめることができます。
子育てで時間がない方は、一度に多くの要素をテストするのではなく、一つずつ変更して効果を測定するのがおすすめです。
③改善サイクルの作り方
「計画→実行→評価→改善」のPDCAサイクルを2週間〜1ヶ月単位で回しましょう。
完璧を目指すのではなく、少しずつ改善を重ねることが大切です。
子育てしながらでも無理なく続けられるペースで、継続的な改善を心がけましょう。
LP制作後の集客戦略
せっかく良いLPを作っても、アクセスがなければ意味がありません。
効果的な集客戦略を組み合わせることで、LPの効果を最大化しましょう。
SNSを活用した集客方法
Instagram、Facebook、X、Youtube、Tiktokなど、ターゲット層が利用するSNSを選びましょう。
LP全体を宣伝するのではなく、特定の悩みに対する解決策や価値ある情報を発信し、興味を持った人をLPに誘導する流れが効果的です。
子育て中でも、スキマ時間を活用してSNS投稿のストックを作っておくと効率的です。
リスティング広告の活用法
Google広告やYahoo!広告などのリスティング広告は、購買意欲の高いユーザーにアプローチできる効果的な方法です。
リスティング広告を発行する場合は、悩みがあり検索をした人がLPを見るため、コンバージョンにつながりやすいというものです。
初心者は少額から始め、キーワードや広告文のテストを重ねながら徐々に最適化していくのがおすすめです。
特に整骨院やクリニックなど、地域性のある業種では、地域名+サービス名のキーワードが効果的です。
メールマーケティングとの連携
メルマガやステップメールを活用すれば、一度の集客でより多くの成約が見込めます。
LP上で無料のプレゼント(PDFガイドなど)と引き換えにメールアドレスを取得し、その後のフォローメールでサービスへの信頼を高めていく流れが効果的です。
自動化ツールを活用すれば、子育て中でも無理なく運用できます。
LP制作成功のためのマインドセット
完璧主義を手放す
LP制作では「完璧な状態で公開する」より「早く公開して改善する」という考え方が大切です。
特に子育て中の女性起業家は時間が限られているからこそ、80%の完成度で公開し、実際のデータをもとに改善していく方が効率的です。
完璧を目指すより、まずは行動することを優先しましょう。
継続的改善の習慣化
LP制作は一度で終わりではなく、継続的な改善が成功への鍵です。
毎月1回程度、データを確認して小さな改善を加える習慣をつけましょう。
繁忙期や子育てで忙しい時期も想定し、無理のないペースで改善サイクルを組み立てることがポイントです。
成功事例からの学び方
他社の成功事例を研究することも効果的です。
ただし単に真似るのではなく、「なぜこれが効果的なのか」という原理原則を理解して、自社に応用することが大切です。
競合のLPから学ぶことで、業界特有の効果的なアプローチが見えてきます。
もしおぐらプロがお客様のLP制作をさせていただくなら
おぐらプロが提供させていただく「LP制作24」を発信してから、多くのご相談をいただきました。
この記事で解説している内容は、すべて僕が実践している内容です。
最短24時間でLP制作をさせていただくというサービスで、承ってから完品で納品させていただくまでのご案内もさせていただけます。
このページにあるボタンにある「LP制作24」のご案内ページから日程を確保いただければ、順番に個別相談会を開催いたします。
LP制作24で解決できること
個別相談会に参加いただき、実際に僕がお預かりすることでビジネスが発展するか診断させていただきます。
ご参加いただけた方には、次のようなことをご相談いただけます。
- コンセプトの方向性が売れるものかどうか客観的にご案内できる
- ヘッドラインが魅力的か判断できる
- 構成の作り方が正しいかどうかがわかる
- 価格帯など数値が適正かどうかわかる
- どのような売り方なら成果が最大化できるかわかる
- 販売導線が正しいかどうかがわかる
- ツールは何を使ったらいいかがわかる
- UTAGEシステムやLステップ、メルマガ配信システムなど、適切なものが見つかる
- 各種ツールの使い方をわかりやすく解説もしている
- LP制作のみならず、ステップ配信やクラウドファンディングの相談もできる
- この記事LPのようなコンテンツを作る秘訣もわかる
個別相談の時間は長くても45分程度のため、すべてを解決することはできません。
しかしながら、無料でここまでコーチングさせていただくので、参加しない理由ことが機会損失ではないかと考えています。
個別相談会の参加者限定3大特典
LP制作24の個別相談会では次の3大特典があります。
- zoomのアーカイブ動画
- 個別相談会で作ったマインドマップ
- LP制作時におすすめなリサーチシート
これらをお送りさせていただきます。
個別相談会の特典はこれからさらに増えていく予定です。
ぜひお気軽にお申し込みください。
※いただいた情報の秘匿性を遵守しています
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