パフォーマンスアップライターの小倉たくやです。
2023年に入ってから37年で味わったことのない課題に取り組み続けています。
知人や家族に内容を言うと「よく乗り越えたよね」と言われる一択です。
HARMの法則における要素全ての課題がすでに3ヶ月経過時点で発生しました。
中でも今、実際に取り組んでいることを達成するために大切なことを、僕自身の自戒も込めてお伝えしたいと思います。
「神様は乗り越えられる試練しか与えない」
この言葉好きな人多いと思います。
ですが逆に、この言葉を心から憎んでいる人も多いと思います。
たとえば次のようなものです。
- 「あの頃乗り越えられなくて達成できなかったのは、乗り越えられるものはなかったからって言いたいのか?」
- 「しっかり向き合って頑張ったはずなのに、結果を勝ち取ることができなかった」
色々な考え方があります。
結果を勝ち取ることができなかった時は、自分が何か足らなかったと思いたくないものです。
そして、自分が頑張って達成したことは「神様のおかげ」って一言に言いたくない。
神様のおかげで乗り越えられたって言うと、なんだか全部神様のおかげみたくなってしまう。
これって今を生きる僕らとすると、実はあまりよろしくないマインドセットなんです。
なぜよろしくないか?
わかりやすく解説します。
勝敗を正しく受け止める必要がある
成功したなら成功した要因、失敗したなら失敗した要因があります。
これをどれだけ正しく受け止めたかによって、次回の勝敗の確率が変わってきます。
成功したなら成功したで、なぜ成功したか。
失敗したなら失敗したで、なぜ失敗したか。
一番よくないのが「失敗した時に生じる夢のドーピング」です。
知らない人の方が多いと思うので解説します。
夢のドーピングとは
僕が起業家仲間に全力でおすすめしている「ブルーロック」というサッカーマンガがあります。
サッカーなので勝った負けたの世界なのですが、これがまたコンセプトが秀逸すぎて面白いのです。
中でも「負けた時に正しく負けを受け止められるヤツしか、世界一のストライカーになる資格はない」というフレーズです。
今取り組んでいることに失敗したり、誰かと勝負して負けた時が一番成長する時なのです。
具体的にどんなマインドセットがよくないかというと、次のようなものです。
- 「今回は負けちゃったけど、人生は一度きりじゃない」
- 「この失敗を糧に、次こそは勝てるようにしよう」
こんな感じです。
「え、何が悪いの?」と思いたくなることでしょう。
実はこれこそが日本人が幼い頃から学んできた教育しての賜物でして、人が弱くなっていってしまう思考の源なのです。
上手くいったなら、上手くいったなりに、次はもっと成功するためにはどうしたらいいかを考える。
失敗してしまったら、失敗してしまった要因を深く考えて、次は失敗しないように原因を探求する。
ポジティブならうまくいくというわけではないのです。
「どうしたらいいのか」を深く受け止めるということが重要です。
正しく結果を受け止める思考法
幸いなことに、僕ら日本人は何か一つ勝負に負けたりしくじっても、命までとらえることはありません。
ですがもしサバンナであれば、ライオンが狩りに失敗し続ければ、当然飢え死にします。
もちろん狩られる側もそれはわかっています。食べられれば自分は死んでしまうのですから。
人間においても同じです。
もしお客様へのプレゼンで会社の命運がかかっているとします。
そんな中、「今失敗したら、自分は明日死んでしまう」と思ってビジネスをしている人がどれくらいいるだろうか?
今日のこのセミナーで集客をして人が集まらなかったら人生が終わると思って登壇している人は、一体どれくらいいるだろうか?
アメリカのスラム街やインドの貧困街で育った子どもは、今この瞬間を生きるために行動を起こします。
それがいいことだろうが悪いことだろうが、生きるためにはするしかないのです。
この「生きるために何をするか」を自分がどれだけ正しく受け止められているか、と言うことです。
人生は命のやり取りの連続です。
つまり、夢を叶えるために生き続けると言うことは、何かに勝ち続けるということです。その分だけ、誰かの夢への可能性を破壊し続けていることにもなると言うことです。
夢を叶えること=命を繋ぐこと
「誰かの可能性を破壊し続けること=夢を叶え続けること」と、今お伝えしました。
全く逆のもう一つの価値観があって、それは「夢を叶え続けるために、人の夢と共に歩む」と言うこともできます。
例えば僕が「世界一のコピーライターになる」とします。
何を持って世界一とするのか、これは人によって価値観が全く違います。
多くの人に「世界一と認められたい」のか、「自分が世界一と納得したい」のかは人によって違いますし、「収入や結果を持って“この部分においては俺は世界一だ“と思いたい」のならまた意味合いが変わってきます。
世界一の意味って、人によって全く違うんです。
また、2023年の世界一は僕で、2024年の世界一は別の人で、みたいなこともあります。
そしてそんな僕をみて、「小倉みたくなりたい」と思ってくれる人がどれだけ増えるかも大切だと思っています。
そうして夢を繋ぐこと。夢をつないでいって、僕のライバルのような人が増えていって、どんどん経済が豊かになっていって幸せな人が増えたら、それ以上に幸せなことってないんじゃないかと思います。
挑戦し続けることで得られる力
挑戦はハッキリいって苦痛そのものです。
この苦痛を感じ慣れてくると、ある時から「苦痛を感じていられる瞬間が幸せ」というように感じてくることもあります。
多くの場合、このマインドの時は「FLOW」や「ZONE」といったモチベーションである時が多いです。
最高のパフォーマンスを発揮している時は、自分が今この瞬間に食うか食われるかの瀬戸際に立っていることが多いです。
そのためには、常に挑戦し続けていることが大前提なのです。
最後に重要なこととして、「挑戦できることは、すなわち幸せ」でもあると言うことです。
何も挑戦ができない、何をしたらいいかわからない、と言う人は大勢します。
挑戦できると言うことは、それに挑戦すれば道が拓けると言うことです。
絶対になんとかしたい、生きる世界を変えて生きたい!と言う方は、ぜひ気軽にお声掛けくださいね。
一緒に挑戦し続ける人生を歩んでいきましょう。