よくこのような質問をいただきます。
この疑問ってすごく大事なもので、多くの人が別々に考えてしまって収入を伸ばせなくなってしまっています。
この記事では、僕が普段実践していることをお伝えさせていただきますので、ぜひ最後までご覧いただけたらうれしいです。
コーチングとは
コーチングとはもともと、相手のお話に耳を傾けて目的達成のために伴走していくためのスキルです。
お客さまへのヒアリングのときに最大の効果を発揮するということですね。
リサーチについてもっと詳しく聞きたいという人は、こちらの記事もおすすめです。
引き続き、コピーライティングをするときに効果的にヒアリングをするために使える手法について詳しくお伝えしていきます。
コーチングは伴走、ティーチングは導く
男性はロジカルなコンサル脳、女性は寄り添うコーチング脳という特徴があるといわれています。
僕はコピーライティングでロジカル脳を鍛えたあとコーチングを学んだので両方できますが、どちらかというとティーチング、つまりコンサルの方が得意です。
コピーライティングもコーチングも、一番大切なマインドセットは「クライアントさまを幸せにする」ということです。
世情的にコーチングの方が人気が出てきているのは、女性起業家が増えてきていることもあると言われていますね。
コピーライティングとコーチングの両方を習得して、最終的にどちらもできるようになりましょう。
では次に、コーチングはどんなことをする人なのでしょうか?
詳しくお伝えしていきます。
ビジネスコーチングの本質
ビジネスコーチングはクライアントさまの潜在能力を開花させて自主性を高める役目があります。ビジネスを成功させる立役者のような役目があります。
コーチングスキルによってコミュニケーション能力が高まりやすいので、企業の人材育成やチームビルディングにも重宝します。
そういった背景からも、ビジネスコーチは「組織の人材マネジメント担当」と呼ばれることもあります。
潜在能力を引き出し自主性を高めることが可能
企業の多くは自主性があまり望めない会社さまが多く、「あの人が仕事しない」や「どうしてみんな協力してくれないのか」と悩むことが多いです。
だからこそコーチングで次のようなメリットを求めるようになります。
- 社員や仲間が悩んでいる理由がわかるので協力体制が敷けるようになる
- 自分に眠る可能性がとても高いことがわかるので、ビジネススキルが総合的に上がりやすい
- 未知の領域に足を踏み入れる楽しみを感じられる
精神論に感じるかもしれませんが、ビジネスコーチングによって人間関係が円滑になると捉えていただいて大丈夫です。
では次に、コピーライティング×コーチングがどんなビジネスに活かしやすいかお伝えします。
クライアントさまの見えない強みを文章にできる
クライアントさまの強みを引き出すためにはコーチングスキルがおすすめだとお伝えしましたが、見えない強みを引き出すためには伝える話言葉も洗練する必要があります。
とはいえ、残念ながらコピーライターやWebライターはだいたいの人が人見知りです。
コピーライターやWebライターは自分の言いたいことを言えない人がほとんどなので、人前に立ってリーダーとなって進むなどは考えたくもないという人が多いです。
実は僕がコピーライターを選んだ理由も「ほかにできる副業がなかったから」です。
コピーライターとして文章力を上げると共にコーチングも習得すると、人生観がガラっと変わります。
セルフコーチングによって本来の強みが見える化する
情報を加工して提供するスキルに長けたコピーライターがコーチングを身につけることで、それまでは恐れてやりたがらなかった「人前で話す技術」が開花します。
言語の文章化に特化したコピーライターがコーチングを身につけ情報を発信するとき、人の心に刺さる言葉を効果的に発することができるようになります。
もはや怖いもの無しの状態です。スーパーマリオでいうところのスターを取った無敵状態。それがコピーライティング×コーチングの合併スキルとなります。
コーチングの基礎スキル3つ
「コーチングすごいですよ」
「コピーライティングが高まりますよ」
「リーダーシップとれるようになりますよ」
メリットしかないコピーライティングとコーチングの合わせ技ですが、具体的にどういうやり方があるのでしょうか?
基礎的なスキルを解説していきます。があるのかについてお伝えさせていただきます。
- 傾聴
- 質問
- 承認
一つ一つ深堀させていただきます。
コーチングの基礎:傾聴
そもそも傾聴とはなにか?
加えて、傾聴においてもっとも重要な価値観が次のものです。
- 相手の心を受け入れる
- 相手の心に共感する
コーチ側の主観で話を進めたりコンテンツを学ばせるという価値観はよくないということです。
だからこそ、次のような姿勢を常に見せ続けることが大切です。
- まずは相手の心に耳を傾け
- しっかりとしぐさや声のトーンを観察して
- 感情の動きを感じる
コピーライティングにコーチングの傾聴を活かそう
コピーライティングの案件をクライアントさまから承るとき、必ず「クライアントさまからのヒアリング」が必要です。
いまの段階で売りやすいものという価値観ではなく、商品を販売して進化したクライアントさまの未来を具現化する。
それがコピーライティングです。
コピーライティングにおいて、クライアントさまとのお話は単なる聞き取りになってしまいやすいです。
そうではなく、コーチングという視点でクライアントさまと向き合い共に進化しつつコピーライティングをさせていただくという姿勢であれば、共に幸せになれることは言うまでもありません。
コーチングの基礎:質問
人は本来、他人からの指示や主張を受け入れらえる生きものではありません。
明確な上下関係や相互依存関係であればそんな問題はないのですが、パワーバランスが同じくらいであれば反発が生まれます。
ではこれをどうやってコピーライティングやビジネスコーチングに活かすか?
例えば次のようなお話です。
↓ ↓
②部下「いえ、実はまだアポどりが出来てなくて進んでいません。」
↓ ↓
③上司「え、なんで?あれほど急ぐように言ったのに!」
このように上司が正論で部下を責めてしまったら、せっかく一生懸命がんばってくれたかもしれない部下が浮かばれません。
なので次のように展開します。
↓
②部下「いえ、実はまだアポどりが出来てなくて進んでいません。」
↓
③上司「まだだったの?○○日に納期を伝えてあったけど、何かあった?」
↓
④部下「実は△△があり、ほかの案件で手が進んでおりませんでした。」
↓
⑤上司「もし間に合わないなら一度報告してね。いつ頃までにできそう?」
↓
⑥部下「明後日までには回答いただけるよう取り合ってみます。もしお返事いただけない場合は報告いたします。」
↓
⑦上司「了解。報告待ってるから、よろしくね。」
↓
⑧部下「かしこまりました。遅れてしまい申し訳ありませんでした。」
このように質問をベースに展開することで上下関係に傷が入らず、かつ部下が上司をより信頼するようになっていきます。
強引に謝らせたり叱責したりするのは言語道断です。
どうしても怒らなければならないときは効果的にロジカルに怒ることが大切です。
効果的な質問はクライアントさまとのご縁も繋ぐ
質問スキルがあれば、コピーライターとクライアントさまの関係もよくなります。
クライアントさまは基本的にお忙しい方が多いです。忙しいからこそコピーライターに外注してくださいます。
つまりどんなにコピーライターから質問しても返信が遅いことがあります。
返信が遅かったとしても焦りは禁物です。
ちょっとハードルが高いことを言っているように聞こえるかもしれませんが、大切なことです。
ぜひ効果的な質問メソッドをマスターしてください。
コーチングの基礎:承認
「承認」というと「上から目線で認める」と勘違いする人がいますがちょっと違います。
僕が学んだアドラー心理学では次のように言われています。
では「褒める」ではなく「称賛する」ではどうでしょうか?
- すごい!
- どうしてこんなのわかったの!?
- ぜひやり方を教えて欲しい!
日本語独特の受け止め方かもしれませんが、「褒める」ではなく「称賛する」という価値観なら、称賛された相手も素直に受け止めやすいです。
このような基礎スキルを素直に実践すれば、クライアントさまとの良い関係をつづけやすくなります。
コピーライティングの本質である「共感」について
僕のコピーライティングは共感に重きを置きます。
コピーライターとして文章を書いてお金をいただく立場である以上、クライアントさまの努力を無下にしたり無視したりすることはできません。
なぜならコピーライターは、クライアントさまに完全になりきる姿勢が大切だからです。
可能であれば、クライアントさまのところへ直接会いに伺て、案件の相談をさせていただき、身振り手振りをモデリングさせていただいたり、話し言葉や文章を書けるようになる意識が必要です。
コピーライターはクライアントさまがいらっしゃってこそお仕事をいただけます。収入をいただけます。
- 「仕事をしてやる」
- 「売上を増やしてやる」
- 「育ててあげる」
このような意識を持ったコピーライターやマーケッターの人を稀に見かけますが、例外なく失墜しています。
コピーライターもコーチでも、クライアントさまへの感謝がなくなったら、お仕事をいただくべきではないです。
一つ一つを丁寧に、そして着実にクライアントさまになりきって代わりに文章を書かせていただく。
この価値観を持ち続けるようにしましょう。
応援しております!